Q2.外壁の塗替え時期について

Q2.外壁の塗替えっていつするのがいいの?

新築のお家の場合は建てた業者の責任で10年間は雨水の進入についての保証をしなければならないので、
よほどの事がない限り雨漏りがすることは無いと思いますが、10年以降は自分たちでメンテナンスをしなければならないのです。
なので外壁塗装は築後10年~15年程度を目安にした方が良いと言われているのです。

・クラック(ひび割れ)が有る
・シール(壁板のつなぎ目部分)が劣化している
・チョーキング(表面を触ると白い粉がつく)が出ている
等の現象が見られれば早めの工事をお勧めします。

クラックに関しては軽微なものであれば、そこからの雨の進入はまだ塗装により防ぐことができます。
酷くなれば別工程の補修が必要になり費用もかかり見た目も良くありません。

シールに関しては劣化が始まっているということは、すでに雨が染み込んでいる可能性があります。

チョーキングが始まっているということは表面の保護機能が失われているという事なので雨が次第に躯体に染み込んできます。

お家にとっての一番やっかいなのは雨漏りです。
雨漏りがするということはすでに内部はかなり水にやられている可能性があります。
木造なら腐る原因になりますし鉄骨なら錆の原因になります。
いずれもお家の主要な構造部分に影響を与える事になります。
また雨漏りは原因の特定が難しくすぐに解決できない場合も多く費用が嵩む事も多いのです。

ここ数年記録的な豪雨が降る事が有り、通常の雨程度なら何も起こらないのに、豪雨の時に雨漏りするという話を良く耳にします。
またそんな激しい雨はたまにしか降らないのでつい忘れてしまったり、まだ大丈夫だろうと放っておいて大変な事になっているお家も多々あります

症状が出る前に早めの対策をお勧めします!